| 大暴落1929 (日経BPクラシックス) ジョン・K・ガルブレイス |
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定価:¥ 2,310 (税込み) 価格:¥ 2,310 (税込み)
メディア :単行本(ソフトカバー) 出版社等:日経BP社 著者:ジョン・K・ガルブレイス
発送可能時期など: 通常24時間以内に発送
ユーズド価格:¥ 1,650~ (税込み)
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| ユーザーレビュー |
【「私は予測は一切しない。この現象は、何度となく繰り返されてきただけだ。」 (2008-12-20)】 本書は、1955年代に出版されたあの世界大恐慌を記録したガルブレイスの名作の再出版である。 本書に出てくる当時の動きは、まるで現在のアメリカを見ているかのようである。レバレッジによって加速度的に上昇していった株価と、その後の大暴落。歴史に学んでいるはずの人類は、ほとんど学んでいないのではないかと考えさせられる。 サブプライム問題に端を発した現在の金融危機。ビッグスリーへの支援も迷走し、世界恐慌に突入する気配が濃厚になっているときに本書が出版された意味は大きい。 本書の序で、著者はこう述べている。「私は予測は一切しない。この現象は、何度となく繰り返されてきただけだ。」 |
【ニュースに踊らされる投資家たちは、80年前も同じですね。 (2008-11-30)】 08年9月より本格的に米国市場が「100年に一度??」の暴落をつけました。まずそもそも、米国人は、出来る事なら、一攫千金で一山当てたいという連中、もとい方々が他国と比較して非常に多いということを頭に入れておくべし。1920年代、日本の原野商法同然のやり方でフロリダで土地取引が行なわれバブルが弾けたり・・・など興味を引きつける書き方になっています。また、大恐慌で、街の靴磨きの少年までが株に手を出していてこれで天井と察知した○○氏が、売り抜けたといった逸話がありますがこれはどうもマユツバらしい。理由は、当時の、普通の庶民達は株なんぞに手を出さなかった方が大半。また、大恐慌で自殺者が多数出たというのも、これまたオーバートーク。○月○日に○○円をつけた・・・と記述があるので実際に値段を帳面に付けてグラフを付けてみると、実に興味深い。マスコミ・新聞・有識者・政府の発言も、今の日米のそれとあまり変わっていない点も苦笑してしまう。この本を読めば、安易に「今こそが底値です!」とは言いにくくなるでしょう。 |
【歴史だけでなく経験で行動を決める危険さ (2008-11-10)】 愚者は経験に学ぶ、賢者は歴史に学ぶと言いますが、まさに本書は、前者になりがちな人たちに「歴史」を教えてくれます。歯車が一度、逆回転すると、なにをやってもうまくいかないこと。ただし、なにもしないことはもっといけないのですが。今回の大暴落でも、本書に書かれているように、ときどき「ああ、もう暴落は終わった。今が底だ」ということ繰り返されています。なにより驚いたのは、1929年の大暴落から反転したのは、教科書的にはニューディール政策とされていますが、実はそれが本当に効いたのかどうかは謎で、あくまで好転したのは、日本との開戦だったという点です。今回の危機に際して欧米は、1929年の大暴落の歴史から学ぼうとしているのは明らかです。(経済に得意なはずの日本の某トップ政治家は「10年前の日本の経験を学べ」と、歴史ではなく経験を学ばせようとしている典型的な愚者ですが笑)すると、想像しないといけないのは、景気回復としての戦争への道です。そうした恐ろしい未来に警鐘を鳴らす意味でも本書は多くの人に読んでほしいです。 |