| ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ) 海堂尊 |
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定価:¥ 500 (税込み) 価格:¥ 500 (税込み)
メディア :文庫 出版社等:宝島社 著者:海堂尊
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ユーズド価格:¥ 94~ (税込み)
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| ユーザーレビュー |
【歌姫登場 (2009-01-03)】 チーム・バチスタの栄光の続編本題の「ナイチンゲール」は、歌姫の看護士「浜田小夜」のこと。今回の事件は、殺人事件。上巻では殺人事件が発生し、警察が登場するまで。またしても不定愁訴外来の田口講師が事件に巻き込まれるが、その序章である。病院と警察の上下関係や組織の複雑さ、歌声が脳に与える影響などを読み取りながら、上巻をお楽しみください。 |
【白鳥は本当に必要なキャラクターなの? (2008-12-29)】 前作「チームバチスタの栄光」は、白鳥が登場するまでの緊張感は素晴らしかったものの、白鳥が登場して(文庫本でいえば下巻)からの展開は興ざめした。白鳥をここまでおかしげなキャラクターにする必要があったのかという違和感がどうにも拭いきれなかったからだ。僕自身は、こういう小説は、著者が作品で訴えたいことはあるにせよ、細かい理屈を抜きにして楽しめればいいという考えなのだが、それでも白鳥のキャラクターは小説の緊張感を壊しているとしか思えなかった。だから、この「ナイチンゲールの沈黙」を購入するのもしばらく躊躇っていたのだが、結局、前作の序盤の緊張感を期待して購入した。で、読み終わった感想は、前作と比較するとすっかり影が薄くなってしまったものの、やっぱり白鳥はいない方がいいんじゃないかというものだった。また、事件を解く鍵となる「歌声」に関しても、現実にあり得ることなのか、またそれを解明することが可能なのかは、まったくわからないが、少なくともこの小説にはあっていないし、歌声ではなく他の誰にでも現実的だと思える要素(鍵)で小説を構成した方がよかったのでは、と感じた。正直、現実離れした存在である「白鳥」と、現実にはあり得ることかもしれないがSF的ともいえる「歌声の効果」を事件解決の鍵とするこの作品をすんなりと楽しむことができなかった。大ハズレではないけど、現在刊行されている続編を“すぐに”手に取ってみようと気にはならなかった。 |
【現実とかけ離れすぎ (2008-12-23)】 主になるのは小児科病棟にいる子どもたち。目を取らなくてはならない子どもの心のケアを田口先生が引き受けることになる。これだけでいいのではないかと思った。MRIの先生のことをガンガントンネル魔人と表現したり、子どもならではの雰囲気が充分伝わってくる。だが、看護師の小夜チャンの歌で脳波がどうのこうの、冴子と城崎の存在が必要だったのか?しかもここに白鳥を持ってくる必要性も感じない。文脈がバラバラだ。これがこの人の実力なのかもしれない。 |