| スカイ・クロラ (中公文庫) 森 博嗣 |
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定価:¥ 620 (税込み) 価格:¥ 620 (税込み)
メディア :文庫 出版社等:中央公論新社 著者:森 博嗣
発送可能時期など: 通常24時間以内に発送
ユーズド価格:¥ 178~ (税込み)
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| ユーザーレビュー |
【ミステリアスな『ファンタジー』 (2008-11-04)】 本書は所謂『ファンタジー』だ。ミステリアスではあるが『ファンタジー』である以上『ミステリー』ではない。いくつかの謎を散りばめているが読者にその解を想像することを拒んでいる。『ファンタジー』という越えられぬ壁によって。本書の文体は非常に美しい。そう、これは耽美的な世界を楽しむ本である。ひとつひとつの記号に特に意味は、伝えたい何かは無いと感じる。何故キルドレ達は皆一様に空で戦い、死にたがるか?そんなことををいちいち考えてはいけない。なぜならこれは『ファンタジー』だからだ。以上が私が本書とそのシリーズ全5冊(外伝のスカイ・イクリプス除く)を読んでの感想だ。私はふと映画『ディア・ハンター』を思い出した。そしてそれを評した故、淀川長治氏の言葉を思い出した。無論そのことと本書は何の関連も無いが。 |
【表現したいものが表現しきれていないのでは? (2008-11-03)】 評価が高いので期待して読んだが,まったくの期待はずれ.近未来またはアナザーワールドを舞台にした戦争が背景にあるようだが,詳細はほとんど明かされない.真相を垣間見せるような演出もなく,会話を中心に淡々と話は進んでいくだけで,先を読みたい気持ちにさせてくれない.主人公を初めとしたキャラクターたちのどことなく空虚な会話から,描きたかったことがなんとなくうかがい知ることができるが,十分表現できているとは言いがたい.戦闘機乗りが主人公なのだから,飛行シーンくらいはカッコよく描いて欲しいものだが,稚拙なポエムでしか表現できないのが作者の筆力の限界なのだろう.SF的モチーフにしても,軍人の苦悩にしても,戦闘機などメカニック的な要素にしても十分表現できておらず,主題となっているテーマが見えてこない.イライラ感だけが募る作品だ. |
【生き方! (2008-10-02)】 静かな激しさと、激しい静かさを感じました。生きることの明確さが彼らにはあり、かたくなにそう生きる事を望んでいる素敵な単純さが私は好きでした。私はこの巻から読み始めましたが、こういう結末であることを知った上で読んだ後(前)四作品も面白く読むことができました。この結末を知ってからこそ!!と思える所もあったと思いますので私はスカイ・クロラから読んでよかったと思います。 |