| 黒笑小説 (集英社文庫) 東野 圭吾 |
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定価:¥ 580 (税込み) 価格:¥ 580 (税込み)
メディア :文庫 出版社等:集英社 著者:東野 圭吾
発送可能時期など: 通常24時間以内に発送
ユーズド価格:¥ 238~ (税込み)
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| ユーザーレビュー |
【東野圭吾がますます好きになる (2008-12-17)】 まず、最初の4編でいきなり度肝を抜かれる。彼が"直木賞"を受賞するに至る経緯、更に受賞した際のコメントをご存知の方なら、思わず「ここまで書いていいの?東野さん!」と言いたくなるでしょう。しかも、これを書いたのは受賞する以前。若干冷や汗が滲み出てきますが、しかし受賞した今だからこそ笑って読める?中盤、少々おふざけが過ぎるかな?という作品も登場するが、発想がとてもユーモアで奇抜なのにオチがしっかり的を得ていたりするので、バカバカしいなぁ・・と思いながら読んでも最後は「あるある・・わかるかも」となぜか妙に納得させられてしまう。個人的に好きなのは「シンデレラ白夜行」。かの名作「白夜行」を童話の世界に当てはめた?話で、思いっきり"黒い"のだが、この"してやられた感"が最高に心地良い。少々「世にも奇妙な物語」チックな雰囲気の「臨界家族」も気に入った。実際ありそうなのでゾっとするが、いいテーマを取り上げてくれたと思う。東野さんの作品はミステリーしか読んだことがない!という方に、待ち合わせ時間の暇つぶしにはぜひこの1冊をお勧めしたい。 |
【シンデレラはとってもテクニシャンらしい (2008-12-01)】 人間の内面は、醜くて、しかも面白い!!自分をよく見せようと必死になる人間、そもそも自分のことをまったくわかってない人間。すべての女性が巨乳に見えたり、ストーカーになったり、ちょっとブラックでちょっとエッチでかなり面白い短編集。 |
【もうひとつの大いなる助走 (2008-11-29)】 筒井康隆の「大いなる助走」をパロったような短編が掲載されているという噂をききつけ、読んでみました。確かに、「大いなる助走」!でも、死人は出ませんが。文壇裏話をパロディにした作品が、とにかく楽しい。このB級的なノリと、しかしどこか真剣な批判精神が行間から滲んでいて、まさに怪作。冒頭で登場した万年候補止まりのベテラン作家が、最後に新人賞の「選考委員」に選ばれるというくだりとその落ちは、暗澹とした気分になりました。しゃれにならない。ブラックですね…。文壇楢山節考として読んでしまいました。 |